近年利用者が増えている「産後ケア施設」ですが、自治体ごとの助成金を活用して、
お得に利用できる施設がたくさんあります。
民間企業が運営している高級ホテル並みの「産後ケアホテル」と比べると
アメニティや施設の設備に差がある部分もありますが、助成金の支給要件とご自身の状況を照らし合わせて
自分にあった「産後ケア施設」を選択できると良いと思います。
今回は自治体の助成金を活用できる東京都の産後ケア施設をご紹介したいと思います。
愛育産後ケア子育てステーション（東京都港区）
※写真：「愛育産後ケア子育てステーション」公式HPより
「愛育産後ケア子育てステーション」は、まるで高級ホテルのような個室を完備した産後ケア施設です。
助成金を活用できる産後ケア施設のなかでも、かなり充実した設備とサポート体制が整っていると思います。
愛育病院および愛育クリニックのバックアップ体制のもと、専門スタッフによるサービスを受けることができ、
宿泊型 （ショートステイ）、日帰り型 （デイサービス）、訪問型 （アウトリーチ）のほか、
子育てに関する各種講座を開講しています。
3Fの子育てステーション「ファミリーテラス」では、子育ての疑問や悩みの相談もでき、
「助産師のこころ相談室」や「産後うつ予防プログラム」なども提供されています。
出産後の一時的なケアだけでなく、そのあとの育児についても相談できるというのは心強いですね。
施設はかなり綺麗で、食事も美味しそうです。
※写真：「愛育産後ケア子育てステーション」公式HPより（スーペリアルーム）
※写真：「愛育産後ケア子育てステーション」公式HPより（朝食）
助成金の利用については、自治体ごとに自己負担額が変わるので、居住地の自治体で確認してみてください。
広尾駅、麻布十番駅から徒歩圏内という便利な立地ですが、
東京都港区、目黒区、新宿区などの自治体の助成対象となっているようです。
『愛育産後ケア子育てステーション』
住所：東京都港区南麻布5-6-8
公式HP：愛育産後ケア子育てステーション
綾瀬産後ケア（東京都葛飾区）
※写真：「綾瀬産後ケア」公式HPより
「綾瀬産後ケア」は「綾瀬産婦人科」に併設されている産後ケア専門施設です。
産後ケア専用フロアでは、専任の助産師と保育士が24時間体制でママと赤ちゃんをサポートしています。
宿泊プランと日帰りプランがあり、ママの身体の回復や育児不安に対応したケアを提供しています。
また、育児プライベートクラスでは、パパも一緒に育児について学ぶことができるそうです。
さらに、母乳外来・育児相談、ニューボーンフォト撮影、アロマトリートメント、
産前産後ママのためのスタジオクラスなど、様々なサービスも提供されています。
産後ケア利用者以外も利用可能ということなので、お友達と一緒に利用するのも良いですね。
※写真：「綾瀬産後ケア」公式HPより（ニューボーンフォト撮影）
すでに、多くの利用者がいらっしゃり、公式HPに口コミも多数掲載されているので、興味のある方は、ぜひサイトを覗いてみてください。助成金を利用できる自治体名も掲載されていますが、東京都のいくつかの自治体のほかに、千葉県や埼玉県の一部の自治体でも利用できるみたいです。
『綾瀬産後ケア』
住所：東京都葛飾区小管4-8-10
公式HP：綾瀬産婦人科綾瀬産後ケア
ママペルシュ（東京都杉並区）
※写真：「ママペルシュ」公式HPより
ママペルシュは、杉並区の「子育て応援券」を利用できるのデイケア施設です。
宿泊は提供されていませんが、デイケアならではの日常生活に寄り添ったサポートを受けることができます。
長年産後ケアに専門的に携わっているチーフ助産師を筆頭に、病院での勤務経験豊かな助産師が在籍しており、
育児・授乳相談や乳房マッサージなどの幅広いサービスが提供されています。
特に、「食事」に力を入れているようで、
利用者は栄養満点の手作りのオリジナルランチやおやつをゆっくりと楽しむことができます。
公式HPには「食ペルシュ通信」として毎月のレシピや食材情報などが発信されているので、
興味のある方はぜひ覗いてみてください。どれも、とても美味しそうですね！
※写真：「ママペルシュ」公式HPより（オリジナルランチ）
『ママペルシュ』
住所：東京都杉並区上荻3-22-12
公式HP：ママペルシュ
いかがでしたでしょうか。
居住地の自治体の助成金を活用しながら、ぜひ利用してみてください。
（助成金および産後ケア施設の詳細については、公式ホームページをご確認ください）