海外赴任前に買いたい！東京港区の中古マンション３選

海外に住んでいると、日本の不動産の素晴らしさを感じる機会が多くあります。
住宅ローン金利の低さと、東京都心部でも20代の会社員が手の届く価格帯の中古マンションがたくさんあるのは
本当に恵まれていることだと感じます。

海外の不動産と比べて、比較にならないほど「割安に」「手軽に」都心のマンションを購入でき、
自身の資産形成にもなるのは、素晴らしいことではないでしょうか。

実際に、私も海外赴任前に港区に1LDKの中古マンションを購入しました。（単身/フルローン）
海外赴任が決まってからは、友達に貸していますが、
リフォームしたばかりで内装は綺麗かつ、立地も良いので快適に過ごせているようです。

今回は、海外赴任中に持ち家をどうすれば良いかということと、
価値の落ちにくい東京・港区の中古マンションをご紹介したいと思います。

海外赴任中の持ち家

海外赴任中に持ち家をどうするかについては、様々な選択肢がありますが、
都心の物件を割安で買って、賃貸に出すことが一番利益に繋がると思います。

賃貸に出す手続きは少々面倒ではありますが、
都心部で割安で出せば決まりやすいですし、友達に貸すこともできます。

海外に持って行かない自分の荷物などは、トランクルームに預けたり、
郵便も受け取りサービスがあったりするので、
日本に頻繁に帰国する人でなければ、個人的にはそんなに困らないかと。

それぞれの選択肢ごとに、下記のようなメリット・デメリットは存在します。

【海外赴任中の持ち家の選択肢】
①そのまま残す
・一番楽（荷物や郵便、諸手続き）
・利益なく、住宅ローンと管理費の支払いが必要
②賃貸に出す
・賃料を住宅ローンの返済にあてることができる
・手続きに時間がかかる
・一時帰国時の家がなくなる
③売却する
・一気にまとまった現金を得られる
・手続きに時間がかかる
・一時帰国時の家がなくなる

海外赴任中はローンが残っていても賃貸に出すことができます！

海外赴任までの期間と、帰国の頻度や、賃貸や売却する場合の想定金額を算出して
ご自身に合った選択ができると良いと思います。

物件選びのポイント

賃貸に出す場合でも売却する場合でも、そのまま残す場合でも、
価値が下がりにくい物件を割安で購入することが資産形成に一番大切なことだと思います。

なかでも、東京都心部の不動産については、年々上昇傾向にあり、
割安な物件を買うことができればリスクは低いと推察します。
（個人の許容度によります！）

例えば、港区のマンション価格の推移とみると、
2007年は平均坪単価336円だったのが、2024年は570円と約1.7倍上昇しています。

※グラフ：土地価格ドットコムより（2024年10月時点）

もちろん、あくまで平均値なので、
どんなタイミングでどういうマンションを購入・売却するかによって
利益を出せるかどうかは決まってきますが、
港区で割安な物件を購入できれば割と底堅いかと思います。
（投資用ではなく、数年後の売却可能性を想定した実需目線です）

それでは、どのような観点で物件を選べば良いのかというと、
私は下記の観点を重視して購入しました。

【物件選びのポイント】
１　周辺坪単価と比較して割安かどうか
２　管理体制の良さ
３　管理費修繕費が高すぎないか
４　駅からのアクセスの良さ
５　総戸数

一番大切なのは、割安かどうかだと思います。
特に、あらかじめ港区などの東京都心部に絞る場合は、そもそも不動産価格が上昇傾向にあるので、
上記全ての条件をクリアしていなくても価値は下がりにくいです。

２～４については、今後もマンションがきれいな状態で維持される可能性が高いかということを重視しています。
管理費修繕費については、自分の月々の支払いもそうですし、
マンションの積立金が少なすぎないかというところも確認します。
総戸数が多い方が積立金もたまりやすいです。

そして、アクセスが良い場所であれば、賃貸に出すことがあっても
借り手が決まりやすいだろうという予測です。

これらのポイントについては、人によって価値観が違いますので、
それぞれの価値観を持って好きな物件を購入することができると良いと思います。
（結局は自分が住みたいかどうかですね）

港区のおすすめ中古マンション３選

それでは、海外赴任前にフルローンで港区の中古マンションを購入した私が
「次に買いたい」と思える港区おすすめ中古マンションを３つご紹介したいと思います。

※基本的には、上記の選定ポイントを軸に見ています。
　（築年数問わず割安な物件を最重視/単身向け）

グランドパレス田町

2024年10月現在、売り出し中の物件はこちら（36.28㎡／3,680万円／坪単価336万円）
 グランドパレス田町

田町駅から少し歩きますが、総戸数が多く、管理体制が良いことがポイントです。
宅配ボックス設置で、共用部も綺麗そうです。
港区坪単価300万円台前半は割安だと思います！

朝日南麻布マンション

2024年10月現在、売り出し中の物件はこちら（43.07m²／4,980万円／坪単価383万円）
 朝日南麻布マンション

ここは実際に私も内覧に行きましたが、麻布十番徒歩５分のアクセスで、
管理体制がとてもよく、前から目をつけていた物件です（笑）。
たまに売りに出ているのですが、リフォーム済みで坪単価350万円前後の時もあったので、
割安なタイミングで検討しても良いかなと思っていました。

三田スカイハイツ

2024年10月現在、売り出し中の物件はこちら（38.77㎡／3,999万円／坪単価341万円）
 三田スカイハイツ

総戸数は多くないですが、アクセスが良いのと、管理体制も良さそうだと思いました。
価格も坪単価300万円台前半で、割安だと思います。
基本的に、麻布十番駅が最寄りだと、赤羽橋方面でも、田町方面でも、六本木方面でも
どの方面に行ってもアクセスが良いので、「麻布十番徒歩10分」は利便性高いと思っています。

いかがでしたでしょうか。
上記３つの物件は個人的なピックアップなので、物件選びの参考になりましたら幸いです！
（不動産仲介はしていませんが、仲介会社のご紹介は可能です！）